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九十九里浜 白子温泉【豪快漁師料理の湯宿 浜紫】温泉の湧出メカニズム

「白子温泉 浜紫」のブログをご覧いただきましてありがとうございます。
先日は、「そもそも温泉ってなに?」をテーマにお話しさせていただいたかと思います。そこで今回はもう少し掘り下げて、「温泉の湧出メカニズム」についてお話しできればと思います。

■改めて温泉の定義

温泉は、昭和23年(1948)に公布された「温泉法」という法律によって定められています。これによると、温泉とは、「地中から湧出する温水、拡水及び水蒸気、その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く)」で、「温度が摂氏25度以上」または「25度未満でも、定められた19種類の物質のいずれかが規定量以上含まれるもの」とあります。

■温泉の湧出メカニズム

温泉水の殆どは、天水(雨や雪)が地中に浸み込んで地下で熱や成分などを得て、長い年月の後、再び地上に湧き出した循環水になります。温泉は、その熱源の違いによって、火山性温泉と非火山性温泉に大別されます。

▼火山性温泉
火山地帯では、地下数km~十数kmという比較的浅い部分に、地下内部から上昇してきたマグマがマグマ溜まりをつくり1000度に達するほどの高温度になっています。そのような場所にしみ込んだ地下水は、マグマから熱や成分を受けとり、断層などの自然の地下構造やボーリング孔を通って湧き出てきます。これが火山性温泉です。

▼非火山性温泉
地下では、深度が深くなるほど地温が上昇し、火山活動のない場所では、一般的に100m当たり約3℃上昇するといわれています。地温で温められた地下水が地上に出てきたものを、非火山性温泉と言います。代表的な非火山性温泉は、平野や盆地などの堆積層中に閉じ込められた大昔の水で、天水起源と海水起源の2種類があります。

■温泉の作用

多くの温泉地は古くから湯治場として人々に親しまれ、利用されてきました。働く人々が余暇を利用して心身を休め、健康の増進を図り、あるいは疾病を治療するところが温泉地でした。温泉治療は、近代医学からみても各種の慢性疾患などに優れた効果があることが立証されており、障害者のリハビリテーション施設等にも多く利用されています。温泉および温泉地が人体に及ぼす影響には、温泉そのものの効果と転地や気候、食事、運動等の総合効果として現れるものがあるといわれています。

▼科学的作用
温泉中のガスやイオンなどが体内に吸収されて現れる効果です。温泉の成分が皮膚から吸収され、血液に入って全身にいきわたり、皮膚、皮下組織、筋肉などの細胞に作用すると同時に、神経系にも作用するものです。

▼物理的作用
温泉の物理的作用としては、温熱・浮力・水圧による作用があります。

【温熱】
暖かい温泉による神経系・循環器系を興奮させ刺激する作用、ぬるい温泉によ鎮痛作用・神経系・循環器系の興奮を押さえる作用

【浮力】
体重が軽くなり水中の運動が容易になる作用

【水圧】
循環器系・筋肉骨格系の鍛錬作用

九十九里 白子温泉 浜紫温泉 浜紫】
都心から車で90分。九十九里の地魚を使用した刺身盛り合わせや、全国有数の漁獲量を誇る伊勢海老に舌鼓。美肌効果や保湿効果に優れている白子温泉を堪能できる宿。

〒299-4215 千葉県長生郡白子町中里4370−14
TEL:0475-33-3115 / FAX:0475-33-4939

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